ストックラボ
ストックラボさんと言えば、都会のアパレル系ブランド品の買取業者さんのイメージが強いようです。時計、宝飾品、貴金属などの買取販売を中心としたブランド専門店が点在する新宿に立地して、昔ながらの店舗買取を中心とした東京地域密着型のお店であるストックラボさんですが、毛皮の買取にはかなり自信を持っているようです。新宿店のほかに、麻布十番店、横浜店の3店舗を持ち、ブランドの売買の活発な地域に小規模出店をして着実な利益を確保する戦略を取りつつも、近年は、ネット販売や転売にも力を入れています。しかし、もともとはブランド品、貴金属、アパレル、毛皮などの買取を専門としているので、ネットよりも、来店客との価格交渉が前提のお店でもあります。なんぼやさんほど、店員との交渉力を発揮する必要はありませんが、対面を得意とする買取スタイルですから、毛皮の高額買取は、そのビジネスモデルを考えると、あまり期待できそうもありません。そのような意味で、今回はランキング第5位となりました。
もちろん、ストックラボさんには、他の業者と同様に、買い取った毛皮を、お店にとって、一番効果的に販売する販路を持っています。つまり、店頭販売、ネットオークション上での販売、卸売業者へ転売など、いくつかの販売網を持っていますが、その規模的には、ランキング上位の4社とは比較になりません。非常に資本規模が小さいために、毛皮買取も売れ筋のみ、高値で買取るという、やはり、地域密着型に特有の買取スタイルになりがちです。
出張買取にはお店側の余分な経費の負担があるために、規模的に小さな店舗ですと、対応できませんので、当然ながら、全国対応は宅配買取のみとなります。毛皮の出張買取においては、即時に、転売可能な流行の毛皮製品のように、業者側にとって利益確保が期待できる品物でもない限りは、わざわざ査定員の出張経費をかけてまで積極的に動くとは思われません。また、宅配買取時の査定スピードにも、多少、ハンデがあります。理由は、査定希望ユーザーの宅配買取査定品の送付先が3店舗の内の1店舗に集中するために、在籍する査定員の数が少ないので、店頭に来た売却意欲の高いユーザーへの対応が、どうしても優先されて、ストックラボさん側の対応が遅くなる可能性が容易に想像できるでしょう。これでは、宅配による毛皮買取査定が後回しになる可能性が否定できません。
もしも、査定段階で他店と比べて高額であれば活用してみることもよいかもしれませんが、対面による買取りではありませんので、実物の査定時に大きく査定を下げてくることもあり得ます。やはり、こうした場合は、「即ウル」のシステムを活用できるランキング第1位のウルトラバイヤープラスさんなら絶対にそのようなリスクはないでしょう。大切な毛皮の買取に関しては、よく考えて、業者を選び、活用したいものです。