チキャンラム

ラム種の中でも高級素材とされるチキャンラム。この毛皮はいったいどこからやってきたのでしょうか。そして、どのような特徴があるのでしょうか。

チキャンラムとは?

チキャンラムは主に中国の浙江省で生産される子羊の毛皮です。現地では湖羊(Huyang)と呼ばれ、モンゴルを起源とする、古い歴史を持つ羊とされています。ちなみに、チキャン(Chekiang)とは浙江省という意味です。


百度百科より

チキャンラムの毛皮の特徴

毛足は2~3cmと、ラムの中では比較的短毛ですが、ゆるやかなカールをした綿毛はシルキーで、非常に肌触りがいい毛皮です。毛足やカールの違いが、毛皮の表面に個性的な表情を与えています。

チキャンラムの毛皮は、元の毛の色がオフホワイトであるため、染色が容易です。そのため、さまざまな色に染色をされて利用をされています。さらによい特徴として、チキャンラムの毛は染色をしても、光沢感やつやが失われないため、高級感のあるファッションアイテムとなります。

肌触り抜群のこの毛皮は、毛にあまりボリュームがなく、皮も薄いため、ライナーとしても大活躍します。リバーシブルで楽しめるコートやジャケットであれば、チキャンラムの魅力を存分に味わうことができるでしょう。

チキャンラムは小さな子羊から得られる毛皮ですから、非常に価値の高い物です。もしもあまり着なくなってしまったチキャンラムのコートやジャケットがあるのであれば、バッグやマフラーなどの小物にリメイクするのはいかがでしょうか。また、貴重な資源でもある毛皮は、買取をしてもらうこともできます。高価買い取りの秘訣や、買取方法を知りたいという方は、ぜひ、このサイトの他のページにも目を通されてみてください。