スピード買取.jp
毛皮買取には、たくさんの経験と知識が求められますが、こちらのスピード買取.jpさんでも、毛皮買取に関しては主に高級な製品に限っています。つまり査定がつかない毛皮が多いということのようです。そのため、第2位の福ちゃんに次いで、第3位のランキングとなりました。サイトを見てみればわかりますが、『ブランド』という言葉が非常に多数使用されていますが、専門知識や、取り扱い実績という点では、残念ながら不明です。
毛皮買取では、誰でも知っているようなミンクなどの毛皮の知識以外にも、一般にはマイナーですが、愛好家やコレクターたちの間では大変に高額で取引されているようなカルト的な希少毛皮製品群に対する知識も求められています。それは非常に高額のために、出張買取の現場では、本当の『毛皮製品』を取り扱うことのできる業者であることを証明する必要がありますが、この点では、スピード買取.jpさんには、不安を抱くユーザーがかなり存在しているようです。なぜでしょうか。
このスピード買取.jpさんは、以前、「株式会社ランド」によって運営されていた時代の2015年3月、消費者庁から押し買い行為による行政処分を受けており、ユーザーの間では、その影響が現在も心配されています。既に経営が変わって新しくなっていますが、イメージキャラクターに坂上忍という売れっ子タレントを起用して、以前の悪いイメージを払拭する努力をされているようですが、この事件は出張買取全般に悪い意味で強いインパクトを与え、世の中に、出張買取業者に警戒する風潮を作るきっかけになりました。
第1位のウルトラバイヤーズプラスには、このような評判が全くありませんから、安心して出張買取を推奨できますし、新しいサービス「即ウル」を利用すれば、こうした押し買いの不安は全くありませんから、安心ですが、こちらの業者に関しては、「スピード買取.jp」という屋号を引き続き使用し続けている以上は、「安心して査定を依頼してください」とまでは言い切ることができない現状があります。もちろん、このような事件は、現在のところ、再発していませんが、ネットユーザーの間で、現在でも類似行為を指摘する口コミが、かなり頻繁にネットで意見交換されており、この買取業者が、今後どのような営業をしていくのか、消費者保護の観点からも、十分に見守る必要があると思われます。
実店舗を持たないことを高額買取の理由として挙げているのですが、反対から見れば「お持ち込み買取」と言葉を変えて店頭買取をにおわせる表現が使用されているという点は、おかしな表現にも思えます。「実店舗がないはずなのに、結局、実店舗と同じとは言わずとも、買取に場所を提供して費用をかけていることにならないか」という疑問と不安を生じさせることになります。また、買取業者には不要かもしれない、高額のギャラを必要とするタレント、例えば、こちらの坂上忍を起用してCM広告やイメージキャラクター戦略に出ることが、高級毛皮の高額買取を実施する約束を果たすための資金力に対して、過剰投資になるのではないかと、一抹の不信感を抱かせる要因ともなっているようです。そのため、今回、第3位のランキングとさせていただきました。それだけ出張買取には、ユーザーからの信頼と、実績の積み重ねが必要であることを、よく調査して改めて知ることができ、併せて、第1位のウルトラバイヤープラスさんの業者としてのレベルの高さを知ることができました。