チンチラ
チンチラの毛皮は、世界三大毛皮の一つであり、高級毛皮としても有名です。極上の手触りを持つチンチラについて調べてみました。
チンチラとは?
チリ原産の草食動物で、非常に愛らしい姿をしています。野性環境では、高い山の上で暮らしているため、湿度や高温に弱い動物です。毛皮には野生の個体は使わず、養殖された個体が利用されています。
チンチラの毛皮の特徴
チンチラの毛皮の特徴は、まず、刺し毛がないということです。密度が高く、ボリュームたっぷりの綿毛のみとなっているため、非常に手触りがよいということも、人気の要因の一つとなっています。
背の部分の色が濃く、腹部は薄い色をしています。基本的に、この、白と濃い灰色のコントラストが美しいほど評価が上がります。評価として、最高の色はブラックベルベットと呼ばれるものです。色の評価にはXD、2XD、3XDというランクもあり、数字が大きいほど色が濃くなります。また、カラーとしては、グレー系以外にも、ベージュや着色された物が流通しています。
チンチラの毛皮は毛が抜けやすく、また、非常にデリケートです。ハンガーに長期間掛けたままにするだけで切れてしまうこともありますし、クリーニングしたことで、逆に毛の質感が失われることもあるため、取り扱いには注意が必要です。
チンチラの毛皮は、ボリュームがあり、コントラストが美しく、上品な印象を与えてくれます。背中側と腹側のコントラストを楽しむため、コートやケープ、マフラーとして、大胆に利用されることが多いようです。
どのような毛皮にも言えることですが、とくにチンチラの毛皮はデリケートですから、大切に扱はなくてはいけません。毛皮の基本的なお手入れ方法や、シーズンオフ時の保管方法について知っておくといいでしょう。また、チンチラの毛皮は大変に人気がありますから、着なくなった場合でも、高価で買取をしてもらえます。このサイトでは、そのための役立つ情報も提供していますので、活用なさってみてください。